TikZライブラリーについて

TikZライブラリーについて,簡単に説明する。
説明の中ではTeXソースの断片を使います。コピペでタイプセット可能なコードは,記事末尾をご参照ください。
誤り等ありましたら,ご指摘くださると幸いです。

1. タイプセット環境

macOS Sierra,texlive2016,lualatex

2. TikZライブラリー

TikZには,便利な機能をまとめたライブラリーがあります。例えば,mathライブラリーを使えば,変数を利用して計算ができます。

%my_pointは自分で定義したstyleです。
\tikzmath{
  int \a;
  \a1 = 1;
  \a2 = 2;
  \a3 = \a1 + \a2;
}
\path[draw] (0,0) -- (\a1,1) node[label=\a1,my_point]{};
\path[draw] (0,0) -- (\a2,1) node[label=\a2,my_point]{};
\path[draw] (0,0) -- (\a3,1) node[label=\a3,my_point]{};
\path (0,0) node[label=0,my_point]{};



これらを利用するには,\(\TeX\)ファイルのpreambleに\usetikzlibrary{ライブラリ名}と書きます。

\usetikzlibrary{math}

利用できるTikZライブラリーは,以下の場所に置いてあります。フォルダ名はインストール環境によって若干異なると思いますので,適宜読み替えてください。

/usr/local/texlive/2016/texmf-dist/tex/generic/pgf/frontendlayer/tikz/libraries/
/usr/local/texlive/2016/texmf-dist/tex/generic/pgf/libraries

上のフォルダを参照すると,例えば以下のファイルが見つかります。

tikzlibrarymath.code.tex

これは,mathライブラリーのファイルです。ファイル名の”tikzlibrary”と”.code.tex”に挟まれた部分がライブラリー名です。

各ライブラリーの使い方は,マニュアルを参照してください。マニュアルを参照するには,ターミナルで以下のコマンドを実行します。

texdoc tikz
3. コピペでタイプセットできるコード
コード
\RequirePackage{luatex85}
\documentclass{ltjsarticle}
\usepackage{tikz}
\usetikzlibrary{math}
\begin{document}
\begin{verbatim}
  \tikzmath{
    int \a;
    \a1 = 1;
    \a2 = 2;
    \a3 = \a1 + \a2;
  }
  \path[draw] (0,0) -- (\a1,1) node[label=\a1,my_point]{};
  \path[draw] (0,0) -- (\a2,1) node[label=\a2,my_point]{};
  \path[draw] (0,0) -- (\a3,1) node[label=\a3,my_point]{};
  \path (0,0) node[label=0,my_point]{};
\end{verbatim}
\begin{figure}[h]
  \centering
  \begin{tikzpicture}[
    my_point/.style = {circle,fill,color=magenta}
    ]
    \tikzmath{
      int \a;
      \a1 = 1;
      \a2 = 2;
      \a3 = \a1 + \a2;
    }
    \path[draw] (0,0) -- (\a1,1) node[label=\a1,my_point]{};
    \path[draw] (0,0) -- (\a2,1) node[label=\a2,my_point]{};
    \path[draw] (0,0) -- (\a3,1) node[label=\a3,my_point]{};
    \path (0,0) node[label=0,my_point]{};
  \end{tikzpicture}
\end{figure}
\end{document}
PDF

おしまい。

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